㈱宮日商事高鍋営業所
所長 桑野倫夫
高鍋ロータリークラブ会員

ロータリーでの私の仕事は新世代。ローターアクト委員会の委員長です。今年一年間仕事に委員会の委員長として、頑張りますので応援を宜しくお願いします。

毎日暑い日が続いていますが私の妻の実家は椎葉村の大川内という田舎です。水は天然の湧水。空気は奇麗だし夜空の星はとても綺麗で、手を伸ばすと届くくらいです。

いまだに我が家にはエアコンも無く,扇風機しかありません。朝夕方は肌寒く感じるぐらい,是非皆さんも一度は椎葉村へ遊びに来ませんか。

ところでエアコンも扇風機も無かった時代の人たちは、夏の暑さをどのようにすごしていたのでしょうか?

「江戸時代の庶民たちは、自然に寄り添うことで涼しく暮らす工夫をしていました。まず,暑さがピークになる真昼は昼寝や行水をしてなるべく動かない。夕方になれば縁側に打ち水をして風を起こし、風鈴の音に涼しさを感じる具合です。家の玄関口に“よしずを立て掛け、直射日光をさけて室内に風を通すのも古人の知恵といえるでしょう。」

と語るのは、江戸の風俗と食文化に詳しい西武文理大学の永山久夫教授だ。

「食欲不振で体力が落ちるため、食事による夏バテ対策も盛んでした。スイカやマスクウリなどの果実で水分を補給したり、ビタミン補給に江戸前のうなぎを食べることも広まっていました。飲み物では、体の熱をとるとされた『枇杷葉湯』やブドウ糖が多く含まれた乳酸菌による整腸作用もある『甘酒』などが夏の定番ドリンクだったようです。」

先人の知恵や工夫を見習うところはありそうです。真昼に昼寝や行水・・・・という訳にはいきませんが。但し、過去100年で気温は3度も上昇し、東京の熱帯夜も1970年には18日だったものが、2010年には『56日』と3倍に増えていることから、昔より確実に日本列島も暑くなっていることが分かります。

節電も大切ですが、我慢をせず、エアコン・服装・水分補給・栄養補給・睡眠などをうまくコントロールしながら乗り切ることが重要です。

いよいよ夏本番!暑さに負けずに仕事に励んでいきましょう!