2009.11会員顔写真 002.jpg岩下盛朗

 7月上旬、梅雨最中の昼時、細長い米型の甲虫で全体に緑色の金属光沢があり、最近はあまり見ない珍しい虫が自宅の庭に居たので、急いで写真機を取り出して撮りました。背中に虹のような赤と緑の縦じまを持つ美しい昆虫、そうです皆様存知のタマムシです。

 気づかれないように急いで撮った1枚です、更に近づいて2枚目を狙ったら飛び立ってしまいました。

 鞘翅は、死んでも色が変わらないので、「法隆寺の玉虫厨子」の装飾として使われているのはあまりにも有名な話です。

 ものの本によると、光の干渉によって起こる、金緑から金紫の色調変化をすることから、特定の色彩名を当てられない状態のことを「玉虫色の~」と呼ばれるとある。

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