12月7日(金)高鍋町美術館で講演会を開催しました。
この講演会の目的は現代の子供達をとりまく虐待や貧困など各種様々な問題について理解を深めるとともに、困難を抱える子供達への関心と理解の向上を図ることを目指して、日本プレミアム能力開発協会代表理事 富井真紀様を講師にお招きして【子供たちの現状に目を背けないで】のタイトルで講演会を開催いたしました。
会場には高鍋町内外から多数の参加者にご来場いただきました。はじめに、宮崎県が全国的に見て離婚率や子供の貧困率が非常に高くその実情をお話しいただきました。その内容を踏まえて富井様から貧困と虐待は隣りあわせなどの解説と、今後直面する課題に対しての行政と民間による多面的な連携の必要性を説明されました。
さらに、実際に起こった子供への悲惨な虐待の事例紹介や地域社会全体のありかたとして、いつでもだれでも出来ることから動いてほしいという呼びかけがありました。そうすれば少しでも子供たちを貧困から少しは守っていけるのではと考えさせられる充実した講演会となりました。