高鍋ロータリークラブの幹事を務めることになりました藤本です。
昨年の5月頃、中武・橋口君の二人に呼び出されて、「2011年度の幹事を引き受けてほしい」と頼まれました。私はあまり熟慮することもなく、「私で良ければ、やります!」とあっさり受諾しました。それは、私がまだロータリーの幹事の大変さを知らないからです。それに、次々期会長が中武君であること、橋口君が幹事補佐役をしてくれることを聞き、安心できたからだと思います。お二人は、私の高鍋高校在任中にPTAの役員(中武君は学年委員長、橋口君はPTA会長)をしておられました。その時私はPTA活動のお世話役をしていたので、同じ会議に出席し、一緒にPTA活動をしていました。夜は同じ会合で飲食することも多く、お互いに気心がしれていたのです。それでは、私とお二人、さらに副会長との関係を紹介をします。
中武泰一郎新会長は、とても責任感の強い方です。今年度のスタートを迎えるまでに何度も会議を持ち、前役員との引継ぎをしっかりして、用意周到なまでに準備されてこられました。近くで見ていて、その行動力と責任感の強さに敬服し、この会長ならばついていけるし、支えがいがあると思っています。
ご本人さんは、人前で話をするのを殊のほか苦手としていて、初めての例会での会長挨拶を、苦労の種だと嘆いておられました。私も会長の話す時間が予定より短く成るのではないかと、少しだけ心配していました。ところが当日は自己紹介から挨拶まで、ユーモアを交えて立派にあいさつをされ、会員の皆さんからも「良かったよ」と誉められました。これから更に、頼もしい会長に成って行かれると思います。
橋口清和副幹事は、PTA会長退任後に、高鍋高校同窓会「鳴海ヶ丘」会の副会長を8年間務めてこられました。私も同窓会事務局長を10年務めてきましたから、橋口君とは同窓会活動においても、一緒に活性化のための努力をしてきました。ですから彼とは長く深いお付き合いです。そんな間柄だから、今回この私に幹事役が回ってきたのでしょう。
橋口君は、散髪屋さんが本業であります。近年になって明倫観光の仕事も始め、それが軌道に乗ってきて、この不況の折に大忙しの毎日を送っておられます。彼は、4年前に高鍋ロータリークラブ会長を務めていました。私は、その橋口年度の終わりごろに(60歳の定年を機に)「高鍋ロータリーの一員に成りたい」と意思表示して、仲間に加えて頂きました。このような縁でロータリー生活も五年目を迎え、今日に至っています。
図師義孝副会長は、昨年秋に次期会長に推薦され、受諾されました。今年度は自動的に副会長を務められます。この方も大変張りきっておられて、意欲充分です。来年に向けて次期RC会長への意志を高めながら、今年度のロータリー活動にも大変協力的です。
図師君は、私より二歳先輩で、食楽酒房(有)『花いちもんめ』を経営しておられます。 高鍋町内の飲食店の中でも最も繁盛しているお店の一軒だといえます。私も月に二回位は利用して、美味しい御馳走を賞味させて頂いています。図師君とは、二年前にロータリーの交流で、米沢に一緒に行った時からより親しくしてもらっています。図師年度末には、米沢ロータリークラブ創立50周年記念行事があるので、また一緒に米沢に行きたいです。
これから幹事としてどれだけやれるかわかりませんが、精一杯頑張り、中武会長を支えて行きます。そのためにできるだけ会長との対話を多くして、意見や要望を聞いていきます。そして、毎週の例会を充実させるために、SAAの桑野委員長やプログラムの山口委員長らと毎回意見を交換し合います。会員の皆さんに対しては、皆さんからどんな要望でも、苦情でも受け入れようと思っています。遠慮なく申し出て頂きたいです。私で応えられることはそれなりに対応し、会長の力を必要とすることはどんどん相談をして、問題の解決に向けて努力しようと張り切っています。
今年度スタート日の7月1日に、米沢ロータリークラブのパスト会長である古山裕喜君からメールが来ました。「今年度の幹事をがんばってください。今年も秋には、高鍋に行きたいと思っています。藤本幹事さんを、米沢から応援しています。」被災地、東北の米沢の地からこんな嬉しい激励の言葉を戴き、益々力が湧いてきました。古山君、「ありがとうございます。これまでの一年間の会長役ご苦労様でした。」
ロータリーの幹事は、忙しくて大変だとよく聞かされます。しかし、大学時代から今日まで似たようなことを何年もやってきた私には、これからの忙しさが楽しみでもあります。 いまのところ、始まったばかりで大きなことは言えませんが、この幹事役を生きがいの一つにしてやっていくつもりです。皆さんのご指導をよろしくお願いします。