ピアニストという専門職を通してのドイツヘッセン州での1カ月は、本当に充実した得難い体験をさせて頂きました。心よりお礼申し上げます。
期間中は共通プログラム・専門研修共に豊富な内容で、帰国後即、実践できるものばかりでした。専門研修は、①音楽学校・レッスン見学 ②教会・パイプオルガン演奏体験③教会ミサ参加 ④各都市ミーティングでの依頼演奏 ⑤東日本大震災チャリティーコンサート で、特にコンサートでは計1,000ユーロもの寄付をお客様から戴き、国際交流と支援に微力ながら貢献出来た事を嬉しく思います。
歴史・文化・政治に深く触れ、そしてメンバーが異業種だったというのも私にとっては意義深いものでした。音楽とそれに携わる様々な方々を通して歴史・文化・政治に深く触れ、更には宗教との関わりについても改めて深く考えさせられました。音楽は形として目に見えない物ですが、脈々と受け継がれ融合されてきた大きな流れが少し“見えた”気がします。
共通プログラムでは、到底経験できないような、本当に貴重で充実した内容ばかりでした。ホストファミリーを始め、お世話になった全ての方々が魅力的で温かく、その大きな器で私達を支えて下さいました。感謝の気持ちで一杯です。
この貴重な経験を地元宮崎に還元しながら、今後、ますます精力的に活動を続けていきたいと思います。