島子勝芳
4月14日の例会は午前7時から高鍋町の松原児童公園(ロータリー公園)に場所を移して早朝例会として開催された。
岡島会長の挨拶、武末幹事の報告で例会は終了し、引き続き向山君の提供による軍手と各自が持参した草取り用具で清掃に取り掛かったが、今年は宮崎でも雨が少なかったことにもよるのかこの時期としては草丈が短く作業は例年に比べかなり楽に進めることが出来た。また多数の会員で実施したことから、約1時間で見違えるようになった公園を見ると爽やかな気分であった。
8時に岡島会長から松原児童公園生誕の説明、石田社会奉仕委員長より「早朝からご苦労様でした」旨のねぎらいの言葉で全てを終了となった。
岡島会長の説明にもありました公園生誕の概要は次のとおりです。
高鍋ロータリークラブ創立(昭和51年6月17日)の記念イベントとして、高鍋町の中心部に地域の皆様の憩いの場所としてのロータリー公園を創設することに決まった。
設置場所については高鍋町役場との交渉、公園のデザインは南九州大学の高山教授が高鍋ロータリーの会員であったことから、同大学の造園学科でコンペを行い決定し昭和53年12月14日に地鎮祭を執り行った。
高鍋ロータリークラブの会員は全員が金銭か樹木の寄付を行い昭和54年6月吉日に【松原児童公園 3WS PARK】として完成することが出来た。
記念碑の裏面には【この公園は高鍋ロータリークラブが南九州大学の協力を得て生誕したものであります この三Wの精神を生かし新しい社会奉仕の象(かたち)となることを望み多くの人々に愛され育まれることを願っています 昭和54年6月吉日 国際ロータリー第273地区 高鍋ロータリークラブ 高鍋町 南九州大学】と記されています。
これからも高鍋ロータリークラブが係りながら、永く地域の皆様に愛される公園となっていくことを願っております。
地鎮祭で祭壇に向っているのは第3代会長の故内田忠俊君です。